在宅吸引器の選び方 改
各社それぞれ特色があります。
使う方の状態やライフスタイルに合わせて、最適な吸引器を選ぶことが快適な在宅生活の第一歩です。
SKIP&CLAPが実際に痰吸引し、・パワー、電源バッテリー、お手入れについて、それぞれの吸引器の特徴を紹介します。
こちらは吸引器選びに際し、情報が少ない主に在宅のご家族向けに提供しております。
販売店様、業者様、病院様が患者様、お客様への情報提供に利用されたい場合(商用利用)は、問い合わせよりご相談ください。
スペック・仕様
※2020年8月時点。最新の情報と異なる場合があります。最新の価格・データは必ず各メーカーのホームページでご確認ください。
吸引器名 | 流量※1/最大吸引圧力 | ボトル容量※2 | 質量※3(バッテリー/電池込)/サイズ | 連続運転時間※4 | 特徴※5 | 対応バッグ |
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キュータムQT-500B (日東工器) ¥65,000 |
7.5L/min -66.6kPa |
300ml | 1.2kg W300×D125×H175 |
12分(単3アルカリ電池) 55分(充電式単3電池) |
※内蔵バッテリーはなく、外出時は電池のみ | Rect.M |
ベベキュア (日東産業) 本体¥16,980 別売充電器セット¥12,600 |
15L/min -80kPa |
300ml | 1.4kg W206×D98×H175 |
75分 | ※バッテリー別売り | Rect.M |
エレノア (東京エム・アイ商会) 本体¥23,455 電池ボックスセット |
15L/min -80kPa |
300ml | 1.2kg W220×D90×H145 |
40分 | 単3乾電池8本 ※電池BOX別売り |
Rect.M |
スマイルキュートKS-501 (新鋭工業)(廃番) |
15L/min -75kPa |
500ml | 1.4kg W245.5×D93.5×H217 |
30分 | ※外出時はバッテリーボックス外付けが必要(バッテリーボックス、バッテリー、充電器別売り) | Rect.M |
パワースマイルKS-700 (新鋭工業)(廃番) |
15L/min -80kPa |
700ml | 2.6kg W193×D181×H238 |
30分 | ※バッテリー、充電器別売り | square.M |
吸引器3WAY (ブルークロス) ¥80,000 |
25L/min -80kPa |
750ml | 2.8kg W329×D122×H235 |
90分 | ※電源コード内蔵 ※90分の充電で90分長時間運転可能 |
Rect.L |
パワースマイルS KS-710 (新鋭工業) 本体 ¥40,000 別売充電器セット ¥25,000 |
17L/min -75kPa |
700ml | 2.0kg W289×D129×H195 |
30分 | ※バッテリー、充電器別売り ※PTFEフィルター(消耗品)交換(3か月に1度) |
Rect.L |
スマイルケアC KS-1000C (新鋭工業) ¥77,000 |
22L/min -75kPa |
1,000ml | 3.5kg W223×D226×H272 |
30分 | ※充電器を使わず、ACアダプタより充電が可能 | square.L |
ミニックⅢ−SB (新鋭工業) ¥96,000 |
23L/min -85kPa |
1,000ml | 3.5kg W321×D122×H256 |
60分 | ※充電器を使わず、ACアダプタより充電が可能 | Rect.LL |
※1 流量
ポンプ単体の流量で表記しています。流量が大きいほど吸引圧が高くなります。気管切開や粘性の痰や鼻水を吸う場合15L/min以上が望ましいとされていますが、流量だけでは判断できない部分もあります。(詳しくは各吸引器の紹介をご覧ください)
※2 ボトル容量(吸引頻度や吸引方法によります)
300ml……吸引の少ない方、短時間のお出掛け向け(万が一いっぱいになった場合は、途中でトイレで捨てる方法もあります)
500ml……一般的に一日のお出掛けに対応できます。
700ml以上……よっぽど吸引の多い日以外は対応できます。
※3 質量
1.5kg以内……軽くて肩に掛けることも出来ます
2.5kg以上……ずしっと重みを感じます。女性が長時間持ち続けるのは大変です。
3.5kg以上……バギーや車いすの荷台に置いて持ち運ぶのが良いです。
※4 連続運転時間
15分……吸引の少ない方は短時間のお出掛けに。
30分……15分に一回の吸引をしても朝から夕方まで持ちます。吸引の多い日は夕方パワーが弱くなることもあります。
60分以上……数日持つので毎日充電しなくても大丈夫。
※5 特徴
電源の取り方は各吸引器ごとに特徴があるのでよく調べてから購入してください。
在宅用吸引器選びの目安
大きさ比較
動作音比較
静かな場所での動作音は気になるところ。基本的に吸引器が大きくなるほど、音も大きくなります。
各吸引器紹介
パワー |
流量だけではわからない!? 一般に痰吸引するときの吸引圧は―20kPaが望ましいとされています。 この圧力調整のダイヤルをセットしておきます。 ダイヤルがMAXであれば、これ以上の圧は出せないということになります。 普段は良くても、体調不良などで痰の量が増えたり、粘性が増したりすることを考えると、少し余力のある吸引器を選ぶのが良いかと思います。 吸引をする際に、カテーテルを折り曲げておいて一気に吸う方法と、折り曲げすに開放のまま吸う方法があります。(気管切開カニューレ内は開放のまま吸う方法が一般的です) 折り曲げた状態(閉塞)、折り曲げない状態(開放)それぞれの状態で―20kPaでのダイヤルの位置を比較しました。 |
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電源バッテリー | 毎日のバッテリー充電、取り出しやすさやバッテリーの持ち |
お手入れ | 毎日のお手入れは簡単な方が良いですね。 たまにしっかり綺麗にしたい時は、きちんと分解できると清潔が保てます。 |
1台目として!パワーがあって家用、外出用兼用 信頼できる吸引器
(日常生活用具等の助成制度を使うなら)
ミニックⅢ−SB
圧倒的な吸引力と丈夫さで定評のあるミニックシリーズ。
その中でも一番コンパクトなミニックSにバッテリータイプミニックⅢ-SBが登場。
お出掛けに持ち出せるようになりました。また、バッテリー内蔵なので、災害時、急な停電時にも安心です。
老舗医療機器メーカー新鋭工業製で安心の品質。
気管切開されているのならば、最初の1台に是非お勧めしたい吸引器です。
家に一台しっかりした吸引器があると、体調不良時などの粘稠痰にも対応でき安心です。
これよりも吸引力のある【ミニックⅢ-WB】もあります。
【ミニックⅢ-WB】
流量32L/min
90分充電で40分運転可能
パワー
カテーテルを折り曲げた閉塞の状態ではダイヤル真ん中より弱で-20kPaの圧がかかり十分でまだ余力がある。
カテーテルを折り曲げた閉塞の状態で挿入し、開放して一気に痰を吸引する場合は問題ないと思われます。
カテーテルを折り曲げずに解放のまま挿入し吸引する場合も、ダイヤル真ん中で-20kPaの圧がかかり余裕あり。余力があるので、普段使いに加え、体調不良の時なども粘稠痰にも対応できる。
流量は20L/minであるが、実際に吸引してみると、数値以上の吸引器圧があるように感じる。
(あくまで個人の感想ですのでご参考に)
電源・バッテリー
サイドの電源差込口に付属のACアダプタを差し込みコンセントにつなげば、内蔵バッテリーに自動充電されていきます。
約90分間の充電で60分間連続運転可能。
オプションで自動車用電源コードの用意もあります。
お手入れ
廃瓶とふたの2パーツ。
フロートは気になるときだけ取り外して洗えばOK。
フロートは分解可能で、中まできれいに洗える。
ふたのパッキンは太めでつまみもあるので外しやすい。
ふたのパッキンは裏表があるが、間違えるとはまらないようになっているので安心。
オプション
ディスポボトル交換キット
※ディスポ吸引バックは別売りです。(30,000円(税抜き)50枚)
※最初からディスポボトルを搭載した製品もあります。(同額)
廃液を処理する際の感染リスクを低減!
クリニックや施設、在宅で活用されています。
ディスポ吸引バッグ 容量1000mL
・3種類の彩り豊かな吸引バッグが、医療の現場に明るさを届けます。
・凝固剤、逆止弁、疎水性フィルタを内蔵した安心設計です。
・50枚入りの箱サイズは 330×390×250mmとなっており省スペースで保管できます。
※別売りです。
吸引器3WAY
なんといっても便利なコードリールの電源やパーツが少なく洗いやすいのが高評価
一度の充電で90分間連続運転可能な大容量内蔵バッテリーは業界No1.
10年以上吸引器を作り続けている老舗医療機器メーカーで壊れにくさにも定評あり。
お手入れも簡単で、フロートも分解でき清潔を保つことが出来る。
2024 年7 月にリニューアルされ、パワーが大幅アップ
動作音は大きくなりましたが、頼れる吸引圧が魅力です。
パワー
閉塞の状態でも、開放の状態でも十分にパワーあり。
逆に強すぎて粘膜を傷めないように注意が必要
電源・バッテリー
サイドからコードを引っ張り出し、コンセントに繋げるだけ。 自動的に内蔵バッテリーに充電されていきます。 バッテリーの入れ忘れもなく、途中でバッテリーが少なくなってもコンセントがあれば充電ができ安心。
90分の充電で90分の連続運転可能は業界No1.
500回充電可能、約2年
交換用内蔵バッテリー¥8,500(税抜き)
シガーライターケーブル別売り ¥1,800(税抜き)
お手入れ
基本的に廃瓶とふたの2パーツのみ。 フロートとホースアダプタは気になるときだけ取り外して洗えばOK。 フロート中も分解出来るので洗いやすく清潔を保てます。 ふたのパッキンは裏表がなく、扱いやすいです。
パワースマイルS KS-710
あの、ベストセラー吸引器パワースマイルKS-700の後継機種。
老舗医療機器メーカー新鋭工業製で安心の品質です。
従来品より27%小型化、約35%軽量化され、専用バッテリーを取り付ければ、軽くて小さいお出掛け用として重宝します。
本体とは別に専用バッテリー側にもスイッチがあり、吸引時と充電時で切り替える必要があるため、これ一台で家用とお出掛け用兼用にするには不便を感じることも。。。
2023年4月に改良され、フィルターが扱いやすくなりました。また、動作音も静かになりました!
パワー
カテーテルを折り曲げた閉塞の状態ではダイヤル真ん中で-20kPaの圧がかかり十分でまだ余力もある。
カテーテルを折り曲げた閉塞の状態で挿入し、開放して一気に痰を吸引する場合は問題ないと思われます。
カテーテルを折り曲げずに解放のまま挿入し吸引する場合は、ダイヤルMAXにしなければ、-20kPaの圧がからないので、普段は良いが、体調不良の時などはパワー不足も。
前機種KS-700に比べると、数値上は吸引パワーが高くなっていますが(15L/min→17L/min)実際に吸引してみると、吸引圧は若干弱くなったように感じます。
(あくまで個人の感想ですのでご参考に)
電源・バッテリー
専用の別売り電池ボックスをドライバーで本体に接続する。
約90分間の充電で30分間連続運転可能。
前機種KS-700等スマイルシリーズ共通のバッテリーは使用不可
背面でバッテリーと本体を接続する。
ACコードも背面に挿す。
充電もACで行う。
バッテリー側にもスイッチがあり、充電モードと吸引モードに切り替えが出来る。
放電防止と充電忘れ防止のため、吸引が終わったら充電モードに戻しておくのがベスト。
これ一台で家とお出掛け共有する方で、夜間も吸引がある場合は、要注意。
充電モードにし忘れると、翌朝充電されていないことも。。。
お手入れ
廃瓶とふたの2パーツ。
フロートは気になるときだけ取り外して洗えばOK。
フロートは分解可能で、中まできれいに洗える。
ふたのパッキンは太めで取れやすく、はめるときに上下の間違いに注意。
大きさ
パワースマイルS KS-710に関しては、SKIP&CLAP公式Instagramで詳しく紹介しています。(どなたでも見られます)
パワースマイル KS-700(廃番)
販売中止となりました(2021.8)
小型ながら十分なパワーを兼ね備える。
多少粘性のある痰や量が多くても吸引できるので、体調不良の時にも安心。
ポータブル吸引器のパイオニア。丈夫で壊れにくく頼れます。
オプションパーツはアマゾンなどで手軽に購入できるのもポイント。
音も割と静かで、このパワーにしては大きさも小さいので持ち運びしやすい。
背面からバッテリーを取り出して充電し、入れ忘れだけ気を付ける必要あり。
また、唯一内蓋があり、フロートが分解できないので洗う手間は少しかかるかも。
バッテリーは30分しか持たないので、吸引の多い日や長時間のお出掛け時には予備バッテリーを持って行った方が安心。
パワー
カテーテルを挿した解放の状態でもしっかり吸引圧がかかる。
圧をかけたまま吸引するときは、スパッと気持ちよく吸える。テクニックも必要ないので初心者でも使いやすい。
電源・バッテリー
背面からバッテリーを取り出し、専用充電器で充電します。 お出掛け時の入れ忘れに注意する必要があります。 また、専用充電器がないと充電できないので、心配な場合は予備バッテリーを持ち歩く必要があります。
90分の充電で30分の連続運転可能とやや短め。
約2年 専用バッテリー7,500円(税抜き)
お手入れ
廃瓶と外蓋、中蓋3パーツ。 フロートとホースアダプタは気になるときだけ取り外して洗えばOK。 フロートが分解出来ないので、たまにハイターに漬ける必要があります。 ふたのパッキンは裏表があり、溝がある方が上という点に注意が必要です。 中蓋の分パーツが多く洗うのが面倒です。
スマイルケアC KS-1000C
重くて大きいがパワーは頼れる。ACからバッテリーに充電できるのも嬉しいポイント。
大人の方や痰の多い方、粘性の高い方にも安心です。
パーツも少なくお手入れも簡単(フロートは分解できません)
ただ、音は大きい。
バッテリーが30分しか持たないので、吸引の多い方は外出時に予備バッテリーかACを持ち歩く方が安心。
※スマイルケア以上の上位機種(ミニックDC-2等)はパワーがあるので家用として持っていると安心ですが、重くて大きいことと、内蔵バッテリーの持ちが悪いことから外出用にはお勧めしません。
パワー
カテーテルを挿した解放の状態でもしっかり吸引圧がかかる。
圧をかけたまま吸引するときは、スパッと気持ちよく吸える。テクニックも必要ないので初心者でも使いやすい。
電源・バッテリー
背面からバッテリーを取り出し、専用充電器で充電します。 お出掛け時の入れ忘れに注意する必要があります。 ACの差込口は底面なので抜き差ししにくいことも。 しかし、KS-1000CはACにつないでおくと自動でバッテリーに充電されていきます。 バッテリーをいちいち取り出す必要もないので、AC挿しっぱなしで一緒に持ち歩く方法がおすすめです。
90分の充電で30分の連続運転可能とやや短め。
約2年 専用バッテリー7,500円(税抜き)
お手入れ
基本的に廃瓶とふたの2パーツのみ。 フロートとホースアダプタは気になるときだけ取り外して洗えばOK。 フロートが分解出来ないので、たまにハイターに漬ける必要があります。 ふたのパッキンは裏表があり、溝がある方が上という点に注意が必要です。
2台目として!予備や近場のお出掛けに便利な小型吸引器
(故障も考え、吸引器は2台以上用意されることをお勧めします)
>キュータム QT-500A
唯一電池で運転可能な吸引器。 小さくて軽いが日常生活用具の対象となるので助成で購入可能。
他の吸引器に比べ流量が少ないが、実際に使用してみるとしっかりパワーがあり吸引できる。
痰をとらえて初めて圧がかかるのでテクニックが必要。粘性の高い痰には不向き。
容量が300mlと小さいので、吸引の多い方が家用として使用するには不向き。
小さい割に音は大きい。小さくて車の座席など不安定なところに置くと、こてんと横に倒れてしまいやすいので、底板のしっかりしたバッグに収納し、水などの重さがあるものと一緒に持ち歩くのがおすすめ。
逆流防止についているフィルターは汚れたりぬれたりすると交換が必要(4000円)なので注意が必要。 (一年に一度は交換が望ましい)
電池で動くが、バッテリーは内蔵されていないので電池のストックには気を付けなければならない。
パワー
ダイヤルが2回転半するので写真ではわかりにくいが、閉塞状態では弱でー20kPa取れ余力あり。 開放状態ではMAXでも-12kPaほどしか上がらない。 しかしながら、実際に痰を吸引してみると、中の強くらいでしっかり吸引できる。
新鋭工業製の吸引器は常に圧がかかっているので、適当に挿入しても痰を吸引できるが、キュータムは痰をとらえて初めて圧が上がるので、テクニックが必要。
粘性の高い痰には不向きなので、痰がサラサラで少ない方、もしくはサブとしてお薦め。
電源・バッテリー
電池で駆動できる唯一の吸引器。 単3電池4本が必要。 付属の電池ボックスを接続して使う。
充電式電池の場合約70分運転可能。
(アルカリ乾電池約)15分
(乾電池、充電式電池、いづれを使用しても吸引圧は変わらない)
内蔵バッテリーがないので、外出時には電池が必須。
災害時には電池も手に入りにくくなるので注意が必要。
お手入れ
廃瓶とふたの2パーツ。 フロートとホースアダプタは気になるときだけ取り外して洗えばOK。 フロートは仲間で分解して洗浄が可能。 パッキンは裏表なく、切り欠き部があるので取り外ししやすい。 本体と吸引便との間にあるフィルターは洗浄消毒が出来ない。
めったに汚れないが、一年に一度程度交換が望ましい。フィルター4,000円(税抜き)
スマイルキュート KS-501(廃番)
販売中止となりました(2021.10)
MAXにすれば-20kPaの吸引圧が可能。小さくてパワーもある優れもの。
吸引の少ない方、粘性の低い方、近場のお出掛けにおすすめです。
新鋭工業のスマイルシリーズとバッテリーが共有できるので、パワースマイルのサブとしても!
新鋭工業製なので丈夫で安心です。
パワー
閉塞の状態では余力はあるが、開放状態では余力無し
体調不良や粘性の高い痰の場合にはパワー不足も!
電源・バッテリー
背面に専用バッテリーボックスを接続し使用します。(別売り)
バッテリーを取り出し、専用充電器で充電します。 お出掛け時の入れ忘れに注意する必要があります。 また、専用充電器がないと充電できないので、心配な場合は予備バッテリーを持ち歩く必要があります。 バッテリーボックスがブランブランするので持ち運びに不便です。
90分の充電で30分の連続運転可能とやや短め。
約2年
お手入れ
廃瓶とふたの2パーツ。 フロートとホースアダプタは気になるときだけ取り外して洗えばOK。 フロートが分解出来ないので、たまにハイターに漬ける必要があります。 ふたのパッキンは裏表があり、溝がある方が上という点に注意が必要です。
べべキュア
使用用途は乳幼児の鼻水吸引であり、痰吸引には使用しないようメーカから警告が出ています。
使われる際は、自己責任で!
吸引圧は低いので、小さな赤ちゃんや吸引の少ない方にお勧め
見た目も可愛くてインテリアにも馴染みます。
音も小さめで、小さいので外出時持ち運びに便利です。
バッテリーの取り出しが底なので取り出しにくいので、ACモバイルバッテリーを持ち歩くという方法もあります。
パワー
閉塞の状態では余力あるが、開放状態ではMAXでもわずか―10kPaしか圧がかからない!
弱い圧でも大丈夫な方向き。
電源・バッテリー
底面からバッテリーを取り出し、専用充電器で充電します。 バッテリー取り出し時に、ツメを押して取り出す必要があり、若干取り出しが大変です。 また、AC差込口も底にあるため抜き差ししにくいです。 専用充電器のコードがAC共通になっているので、充電しながらACを使うことが出来ません。
90分の充電で75分の連続運転可能で安心。
お手入れ
廃瓶とふたの2パーツ。 フロートとホースアダプタは気になるときだけ取り外して洗えばOK。 フロートが分解出来ないので、たまにハイターに漬ける必要があります。 ふたのパッキンは細くてピッタリはまっているので、取り外しにはつまようじ等が必要です。
エレノア
鼻水吸引器でありながら、痰吸引もうたっています。
2台目は災害時も考慮し、電池で使える吸引器をお考えの方に!
実費になることが多いので価格もお手頃で2台目、予備にピッタリです。
小さくて軽く、おもちゃのように見えますが、60年前から医療機器を製造販売している老舗医療機器メーカーによる日本製で安心です。修理も社内で行われ安心です。
吸引圧と電池の持ちから、普段使いとしては短時間のお出掛け、小さな赤ちゃんや吸引の少ない方にお勧め
見た目も可愛くてインテリアにも馴染みます。
小児科医が進めており、医療機関や介護施設でも気管吸引に使われています。
パワー
閉塞の状態では余力あるが、開放状態ではMAXでもわずか-15kPaしか圧がかからない!
大型吸引器のようにカニューレ内に点在する痰を吸い集めることは難しいがまとまった痰を吸引するには十分。
電池は充電式のエネループ等よりアルカリ乾電池の方が若干パワーがあるので推奨されている。いずれにしてもAC接続時よりは若干落ちる。
電源・バッテリー
専用の別売り電池ボックス(5,000円)を接続し、アルカリ単三乾電池8本使用。
約40分間連続運転可能。
災害時、停電時に電池で動く吸引器があると安心。
吸引頻度によっては1〜2日で交換が必要となり、8本入れ替えるのも大変なので使い方を工夫する必要あり。
このクラスで電池が使える唯一の吸引器になるので重宝する。
お手入れ
廃瓶とふたの2パーツ。 フロートとホースアダプタは気になるときだけ取り外して洗えばOK。 フロートは分解可能で、絵で分かりやすく表記もあるので、組み立てる際間違えにくくてよい。 ふたのパッキンは細くてピッタリはまっているので、取り外しにはつまようじ等が必要です。
いかがでしたでしょうか??
沢山ある上に、それぞれ特徴も異なるので迷いますよね!
それぞれのライフスタイルに合わせた吸引器選びが、快適な在宅生活への第一歩です!
迷われた方は、気軽にご相談くださいね!
吸引器選びのご相談
幸せな在宅生活応援しています。
SKIP&CLAP 代表奥山